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”大人”らしく、いきてく。/中村朱美

最終更新: 10月27日

京都で活躍する女性が気になるものをリアルな目線でお伝えするコラム「・・・らしく、いきてく。」

今回は、「佰食屋」のオーナーで「日経ウーマンが選ぶ【ウーマンオブザイヤー】」など数々の受賞歴をもつ、女性起業家として活躍されている中村朱美さんがコラムニスト。

中村さんにとっての「・・・らしさ」についてお話を伺い、ラクエでおすすめのお店「ヴィノスやまざき」を中村さんと一緒に訪問します。


私にとっての・・・らしさとは、“大人”らしさ。

今年で36歳になる。年齢で見ると立派な大人のようである。しかし、私にとっての“大人”らしさとは、幼い頃に創造していたものとはちょっと違った。

大人とは、冷静で真面目でしっかりしていて、常に正しい判断をし、物事に動じないものだとばかり思っていた。しかし、今多くの方が心の中で呟いたはず。

(私ってそんな大人じゃないかも・・・!)

 いよいよ大人と言われる年齢になった今、ふと『素敵な大人』について考えてみた。思い浮かんだのは、子どもの時の輝きや好奇心を忘れず、新しい未知の世界に飛び込み、失敗したら大きな声で謝罪。そして悲しい時は大声で泣き、とてもくだらないことで大笑いする。時には寝坊して駅まで全力疾走!でも素直で笑顔で憎めない、そんな人。

 ちょっと格好悪い。でも人生を楽しんでいる。そう、子どもの頃から何も変わっていないのである!大人も子どもも、もしかしたら“私”らしさを忘れない人が、一番輝いているのかもしれない。さあ、今日もたっぷり寝て、沢山食べて、ご機嫌な“大人”で一日を過ごそう。

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編集部:「・・・らしさ」について今回「“大人”らしさ」を選ばれたことが興味深いです。その経緯を教えてください。

中村さん:私が子供の頃に感じていた大人のイメージとは、冒頭に書かせていただいたコラムにもある通り「冷静で真面目でしっかりした人」だったのですが、いざ大人と言われる年齢になってみると、自分がとても「子供である」ことに気付きました。 

それは20代から30代になっても変わらない。一回りほど年上の私の夫はもうすぐ50歳になりますが、今でも少年のようです(笑)。死ぬまで自分が思い描いていた大人にはならなさそうなのですが、そのギャップがあるからこそ「大人って楽しい」ということを感じられたのです。

自分で決めて色々なことを実践できるし、子供のように純粋な気持ちで遊ぶこともできる。全て自分次第なんです。

編集部:世の中の人が一般的に考える「大人らしさ」を気にせず、もっと自由でいいということでしょうか。


中村さん:はい。今は新型コロナの問題をはじめ、自分と周りの環境について考える機会が増え、大人らしさについて自問自答している方も多いと思います。私は大人だから、母親だからと、周りの目線を気にして「○○だからやらないといけない」と感じる必要はないと考えています。

それよりも、他人との比較ではなく、純粋に自分がやりたいと思うこと、もっと楽しく心が楽になるような暮らしをする方が、寛容性のある社会に繋がるのではないでしょうか。

大人はもっと自由でいいし、私の考える「“大人”らしさ」=「“私”らしさ」を全面に出していいと思います。

編集部:そんな中村さんは会社経営、家事に子育てと多忙な生活を送られていると思いますが、日々の中で「“私”らしさ」の時間はどのように保たれているのですか。

中村さん:例えば2人の子どもの幼稚園が終わる夕方5時までの間に頑張って仕事を終わらせて、コーヒーや読書の時間を取り入れるようにしています。そして夕食時では、まずみんなで食事を始めますが、30分くらいでぱぱっと終わらせ、その後は子どもは子どもの時間、大人は大人の時間を過ごすようにしています。

私も夫もとにかく“食”が大好きなので、その時間に美味しいワインとおつまみを楽しんだり、録画していた番組を見たりして過ごします。視界の中には常に子ども達がいるのですが、同じ空間をそれぞれに楽しんでいるという状態で本当に楽しいです。

他にも、流行りのメイクやファッションに囚われることなく、自分のしたいメイク、服装を選んでいます。「あの人個性強い!」と言われても気にしません(笑)。


子ども達にも自分の好きなことをして楽しんでいる大人の姿を見てもらいたいですね。


これからのラクエの10年、私の10年

編集部:ラクエは今年で10周年を迎えました。これまでとこれからのラクエの10年に一言お願いします。


中村さん:ラクエができた10年前は私も20代半ばで、びっくりするくらいオシャレな場所ができて、私なんかが買える物がなさそう・・と思っていたのですが、この10年でようやくラクエに私が追いつけるようになりました。

これからの10年ですが、新型コロナの影響で観光産業が大ダメージを受けたことにより、ここ数年に注目されたインバウンドに重きを置くのではなく、京都の地元の人と国内の人が訪れた時に「京都人が好きなこだわりを見せられる場所」になって欲しいと思います。

編集部:中村さんのこれからの10年はいかがですか。


中村さん:私の会社は創業して8年目になります。創業から出店、仲間も増え、私生活では結婚・出産と、とにかく走り抜けた10年間でした。

これからの10年は、編み物を編むようにゆっくりと、好きなものをもっと大切に、たくさんの好きなものに囲まれて暮らしていきたいです。


中村朱美 × ヴィノスやまざき

編集部:続いて中村さんおすすめのラクエのお店、「ヴィノスやまざき」をご紹介いただくということで、編集部と一緒にお店を訪問します。こちらを選ばれた理由は何ですか。

中村さん:私たち夫婦は本当に食べることが大好きなんです。「佰食屋」を始めたきっかけも夫が作るお肉料理が美味しくて、それを皆さんに召し上がっていただきたいとスタートしました。

普段はおうちで美味しい食事を楽しむということを大事にしています。ヴィノスやまざきさんはワインとおつまみの種類が豊富なので、今回ご紹介したいと思いました。

編集部:ワインはどういったタイプをよく飲まれますか。

中村さん:お酒はあまり強くないのですが、辛口の白ワインが好きです。ぶどう品種などにこだわりはないので、お店の方に相談して決めています。

夫は赤ワインが好きです。フランスのボルドーの赤ワインがお肉料理に合うので、よくいただいています。

編集部:それではヴィノスやまざき京都店店長の藤木さんのおすすめを教えてください。

藤木さん:白ワインでこの時期おすすめなのが、フランスのブルゴーニュ地方でできるシャブリです。ぶどうはシャルドネを使用し、スッキリ爽やかで酸にキレがあり、チーズにもよく合います。

最近注目度が高いのは、南米ウルグアイで作られる白ワインです。ぶどうはヴィオニエ を使用していて口当たりは優しいです。ウルグアイという国は馴染みのない方も多いと思いますので、 一度飲んでいただきたいですね。

(注)現在店内ではスタッフはマスクを着けて接客を行なっております。

中村さん:どれも美味しそうですね。たくさん種類のある中で、ヴィノスやまざきさんでしか買えないワインはありますか。

藤木さん:アメリカの南カルフォルニアにあるナパ・ヴァレーの生産者にヴィノスやまざきが直接依頼し、日本のお客様の口に合うワインを造っていただいているオリジナル商品があります。この生産地のワインは最近価格が上がってきているのですが、お手頃にお買い求めいただけることもあって大変人気があります。


編集部:中村さんからはおつまみもおすすめと伺っております。

中村さん:はい。チーズや生ハム、オリーブもよくいただいています。36ヶ月熟成のパルミジャーノチーズが美味しいのですが、大人用にこっそり残しておかないと、子どもがたくさん食べてしまって・・。君たちはこの値段をわかっているのか!と言いたくなります(笑)。

夫はペコリーノロマーノが好きです。



藤木さん:ペコリーノロマーノはイタリアのトスカーナ地方のチーズなので、その地域の赤ワインと合わせるとより一層美味しくなりますよ。

チーズですと、北海道の酪恵舎さんのものがおすすめです。本場イタリアで修行された生産者が地元の素材を使って作るチーズで色々種類がありますが、モッツアレラチーズを薫製にしたものが特におすすめです。

編集部:どれも美味しそうで、お酒がどんどんすすみそうですね。

では最後に、中村さんがヴィノスやまざきで選ぶ本日の逸品の紹介をお願いします。

中村さん:はい。今日はこちらの白ワインとチーズを選びました。

ウルグアイのガルソン エステートと北海道の白糠酪恵舎の薫製モッツアレラで、是非いただいてみたいです。

(右)ウルグアイ/ガルソン エステート ヴィオニエ2019

(左)北海道/チーズ工房 白糠酪恵舎/山桜の薫製モッツアレラ

※商品の在庫については店舗までお問い合わせください。



インタヴュアー:地野 裕子 / ルゥルゥ商會

ライター:澤田香織 / YEBISU DESIGN 写真:本多輝正 / LOODY


-編集後記-

世間から注目を集める経営者として活躍され、家事に育児にとご多忙の中、優しい笑顔がとっても素敵な中村さん。そんな中村さんの「・・・らしさ」を飾るアイテムをラクエでお求めいただいているようです。

とにかくご夫婦で食べることが大好きということで、今回紹介したヴィノスやまざき以外にもアローツリーのケーキ、進々堂のパンもよく購入されるそうです。

おうち時間が増えている今、皆さんもラクエの美味しい"食"で食卓を楽しくしませんか。



今回中村朱美さんに紹介していただいたお店


ヴィノスやまざき 京都店

ヴィノスやまざきは全国でもめずらしい直輸入型ワインショップ。すべての生産者の元に自分たちの足で訪問し、交渉し、船積みから海上輸送まで手がけ、ワインとともに造り手の情熱をそのまま皆さまにお届けします。併設したワンバーでは週替わりでセレクトされたワインを1杯200円(税込)よりお試し頂けます。



フロア:B1F 業種:ワイン&バー

TEL:075-253-0808

営業時間10:30 ~ 20:30 (ラストオーダー:20:00)

*営業時間の最新情報は、LAQUEのサイトにてご確認ください。

URLhttp://www.v-yamazaki.co.jp/ http://laque.jp/shops/vinos.html

株式会社minitts 

代表取締役  中村 朱美(なかむら あけみ)さん

1984年 京都府亀岡市生まれ。

専門学校の職員として勤務後、2012年9月に飲食事業や不動産事業を行う「株式会社minitts」を設立。

1日100食限定をコンセプトに、 美味しいものを手軽な値段で食べられるお店「佰食屋」を行列のできる人気店へ成長させる。

「1日100食限定」というお客さまにも従業員にもそして環境にも優しい経営の実現により、第32回人間力大賞農林水産大臣奨励賞、ForbesJAPANウーマンアワード2018新規ビジネス賞、日経WOMANウーマンオブザイヤー2019大賞等数々の賞を受賞。

この不安定な世の中を生き残っていくために考え抜いた経営手法や『佰食屋』の運営に込めた「想い」や「優しさ」が人々の共感をよんでいる。

国産牛ステーキ丼専門店 佰食屋 : https://www.100shokuya.com/



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ラクエ公式ホームページ http://laque.jp/

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「らしく、いきてく。」